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JVMSに犬猫の尿由来薬剤耐性菌に関する研究論文が掲載されました

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このたび、株式会社サンリツセルコバ検査センターの検査データを用いた研究論文が、The Journal of Veterinary Medical Science(JVMS)に採択され、2026年10月2日にJ-STAGEで早期公開されました。

本研究では、当検査センターに2017年から2024年までに検査依頼された犬および猫の尿検体について、ESBL産生大腸菌(Escherichia coli)およびメチシリン耐性ブドウ球菌(MRS)の検出状況を解析し、年次推移および都道府県別の分布を調査しました。

解析の結果、ESBL産生大腸菌の割合は犬・猫ともに有意な減少傾向を示し、MRSについても犬では有意な減少傾向が認められました。一方、猫のMRSでは有意な年次推移は認められませんでした。

本研究は、日常の細菌検査を通じて蓄積されたデータを活用し、国内の伴侶動物における薬剤耐性菌の動向を示したものです。単一の民間検査機関における調査ではありますが、伴侶動物の薬剤耐性(AMR)サーベイランスや抗菌薬の適正使用を考えるうえでの基礎的な情報になることが期待されます。

当検査センターでは、今後も日常の検査から得られる情報を臨床現場へ還元し、伴侶動物の感染症診療および薬剤耐性対策に貢献できるよう取り組んでまいります。

 

論文情報

論文タイトル:Extended-spectrum beta-lactamase-producing Escherichia coli and methicillin-resistant staphylococci originating from dog and cat urine in Japan, 2017–2024: annual proportions and prefecture-level distributions of submitted isolates

著者:Yuzo Tsuyuki, Kae Torii, Kakeru Izumi, Takashi Takahashi

掲載誌:The Journal of Veterinary Medical Science

J-STAGE早期公開日:2026年10月2日

J-STAGE:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvms/advpub/0/advpub_25-0357/_article/-char/en

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